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これは十二国記と同じような感じなんですね。別レーベルで出てたのをもう一度ホワイトハートで発売し直し。
購入しておきながらなんですが、法医学教室の仕事というのを理解していませんでした。分かっていなかったから買えたんですけども(苦笑)だって私、手術室とか出てきそうなドラマは極力避けて通っているくらいです。嘘シーンとわかっていても見るのが恐いのです。なのにこれ、そんなシーンばっかりですよ(手術ではないけどメスとか使ってるモノは同じようなもんだし)。
というわけで、法医学教室が舞台のお話です。プロフィールを読むと、著者自身がその職に就いていたようなので、しっかりとした背景を元に書かれているのでしょうね。
先に書いたとおり恐がりなので、最初のおばあさんの時は、うわぁこんなんだったのかー、とヤバイ気持ちでいっぱいだったのですが。思ったよりも大丈夫でした。視覚からでなく文章からだったこと、医学的表現ばかりで医学に心得のない私はすぐにイメージに繋がらなかったことが幸いしたようです。それに考えてみれば、刑事モノとか事件ファイルって結構好きなのよね〜。
初めは、淡々と解剖をこなしていく様子ばかりで、何が事件に繋がるんだろうなぁというのが気になって、ぼんやりした気持ちで読んでいました。それが1件目、2件目と謎の共通事項が出てきてからは、どんどん話にのめり込んでいってました。最後に浮いてきた少女の手に握られていた物を見た瞬間は、背筋がゾクリと寒くなりました。法医学教室っていうから絶対カラクリがあるんだと、それだけは信じていたのに。それがああいった結末だったので、予想を裏切られた分だけ恐怖感が煽られてしまった気がします。なので、読み終わった後も必死でトリックを考えてしまいます。トリックないと恐いじゃないですか〜。でもアホな私にはこれだというものが思い浮かびません(苦笑)この気色悪い感をどう処理すればいいんでしょう・・・。
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ゴータとサトルのもとで暮らすことになったおきつね様の子供・コギは色んなものがはじめてで。興味いっぱいに目をキラキラ輝かせて問いかけてくる姿がなんとも可愛らしくて微笑ましいです。その周囲の人々もやさしくて、銀杏村の和気あいあいな雰囲気が漂っていて、とてもあったかな気持ちになります。
お盆のこととか銀杏村での不思議な出来事も興味あるのですが、ゴータ達が村で経験した、田植えの時のイモリや夜の蛍など、自分の小さい頃を思い出して懐かしさにジワ〜っと来ることが多いです。銀杏村ほど環境良くないので田植えでは見なかったけど、夏に入る前のプールにイモリ沢山いたなぁとか、家の前の川に時々ホタル飛んでたなぁとか。そういった今では遠ざかってしまった、でも気付かないだけで実はまだ身近にあるようなものに気付かせてくれる、そんなお話だなぁと思います。絵本というか童話っぽい作品な感じ?
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