 | ほしのこえ 佐原ミズ /原作・新海誠 アフタヌーンKCDX 2005-02
★★★★★☆☆☆
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おーなんか好みだわ。と、新刊で平積みされてたこの本が目にとまりました。帯に書かれてたリリシズムって何?(すんません言葉全然知らない人間で(汗))とか思いながらも、表紙の魅力が勝ち購入。
あらすじに宇宙とか書かれてたのでどんな話なんだ?と疑問に思ったのですが、あまり考えずに開き・・・。開いてすぐにメカとか出てきてちょっと驚きました。表紙で受けたイメージから想像してなかったので。でも確かにあらすじは中身と一致していた。で、宇宙でメカで、なのに携帯って?と違和感を覚えつつ読み始めたのですが・・・。
国連宇宙軍の目的とかタルシアンって何なんだとか、設定ははっきり言ってあまり理解出来ませんでした。ミカコが宇宙に行ってしまった後のノボルの後ろ向き加減などに少々苛ついたりしつつ、結局どういう話なんだろうと、中盤までは淡々とした気持ちで読んでいたのですね。それが。ノボルが彼女を作り、ミカコのことを忘れようとしていた時に届いたミカコのメール。そのメールを見たらなんかもうぶわーって一気に溢れて来ちゃって。2人より先に宇宙と地上とで離れてしまった、同じ部隊のミワさんと彼氏のエピソードがもう上手い具合に入っていてねぇ。そして、先のメールのところで既に泣いていたのに、一番最後の最後に追い打ちでドーンとやられたーって思いました。冒頭でも出てきた、”懐かしいものが沢山ある”から始まる、ありふれた日常や四季を感じさせるもの。それを読んでものすごく切なくなってぎゅっと胸が締め付けられました。
あと個人的に、宇宙に行ったのが女性の方だったのが良かったのかもしれません。残された方が女性でぐだぐだされたり後を追いかけたりされても、きっとここまでは感じなかった気がするのね(苦笑)
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