 | FLOWERS 宮本佳野 キャラコミックス 2005-10-25
★★★★★☆ |
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作者のお得意な感じの人達とでも言うのかな。主人公の亮はとても普通な感じの子でしたが、引っ越した先のアパートに住んでいた誠や南野は、らしい感じがしました。
本当にドライな訳ではないんだろうけど、でも一途なんだかよく分からないっていうか。亮以外のホモな人達が・・・ってか、やっぱ誠が特にですね。亮を好きになったから亮一筋に行く〜って言ってるんだけど、最後まで本気に見えなかったんです。好きな奴(亮)と他の人との違いが見えない。
でも南野は精神的に危ういってのがあるからか、南野のフラフラしてるのは気にならなかったんですよね。二人の邪魔することで話が面白くなってると思ったし。だけど、それを乗り越えて(というほどのものでもないか)恋人同士になった亮と誠は、あまり長く続かなそうな感じだよね〜と思ってしまうのよね(苦笑)
別に話が嫌いなわけじゃないんだけど、でもなんか宮本さんの話ってこんな風なキャラが多いから、またか、という気持ちが強くなってしまったっていうのが正直な気持ち。
あ、でもゲージツ家の先生は結構好きでした〜。あの人の出てたシーンは楽しかった。でもあの人のおかげで軽い雰囲気になって誠の誠実さが余計薄れてたのかも?うーむ。
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2冊同時発売のうちのもう一方。こちらは1冊丸々1つのお話でした。
これまた宮本さんの十八番のような精神に障害を持つ人物が出てきます。真希は、「自分は汚いから」と何度も洗いすぎで手は荒れていて。その原因となる部分については、それほど深くまでは掘り下げられていませんでしたが、彼の行動や言葉の端々から彼の不安定さが表れていました。
浜辺で真希を拾った小説家の晴也。彼の方は、海の近くの静かな家に優雅に暮らしてる独身貴族かと思ったら違っていて。スランプでデビュー作以降小説が書けず雑誌などのライターしている。種類は違えどどちらともが心のどこかが壊れているような部分を持っていたのです。
そんな2人が出会い、双方が変化していく過程が描かれています。読み切りではなく1冊分使われている分だけあって、ゆったりとした時間の流れを感じれたし、その中で次第に近い存在になっていく様がじっくり味わえたように思います。晴也の住む家の静けさの効果もあるでしょうか。
同時発売の2冊では、表紙をまず見たときはもう1つの方が好みだったのですよね実は。でも読み終わってみると、1つの話に浸ることが出来たこともあって、こちらの方が読み応えあったなぁと思いました。
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2冊同時発売のうちの1冊。こちらは表題作は2話分ありますが、その他は読み切りの短編集でした。プラス、描き下ろしで2つの作品のその後の一幕のようなお話が収録されております。
宮本さんのお話って、普段読んでるBLなお話とはちょっとだけ雰囲気が違うんですよね。BLのイメージよりゲイ風味?といいましょうか。
そんな印象のある作家さんの今回の表題作。一方はゲイであることをオープンにしている若者・直巳。彼の意中の人はバイト先の社長・柴田さん(といっても一人のみの会社。なのでバイト中は2人きり)。柴田はノンケなわけですが。溜まっているのを解消しに日常的にヘルスに行ってるそうですよ。「最近ヘルス行ってないからなー」と呟くバツイチオヤジ。さすが(?)宮本さん。性産業方面に対してもサラリと日常のものとして描かれていて、思わず普通に読み流してしまいそうになりました。(え、別に取り上げるほどのことでもない?)
そういった新鮮さ(?)も味わいつつ、もう少しで中年に差し掛かろうかという人生にくたびれ気味の人物、若さゆえ奔放に生きる人物など、どれも著者らしい雰囲気のある人物ばかりでした。ただやはり読み切りばかりだとあっさりした印象も拭えないので、ちょっと物足りない気分になってしまいました。
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 | Heat 宮本 佳野 ディアプラスコミックス 2005-03-30
★★★★★☆
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同社から出てる『Are You ENEMY?』ではブンの便利屋の一面が、他社からの『NOT/LOVE』ではブンと大介とのいきさつが見れます。すべての話でキーになる人物・ブンの出てくるウォーカーシリーズの第三弾がこの作品『Heat』。ブンがモテまくりの1冊?
最初に収録されていた「コワレモノ」は、元々がボーイズものじゃなかったというのが登場してきたユタカの行動などに感じられました。ちょっと便利屋方面の話ってイッてるくさい人が多いイメージがあるんだもん(苦笑)今回収録にあたって加筆修正されたようですが、雑誌掲載時はどんな話だったんでしょう。どの程度変わってるのか気になりました。・・・って、もしかして覚えてないだけで読んでるのかしら?(雑誌自体は購入してたから探せば家にあるかな)
「Heat」は先の話の方がインパクトがあったせいか、なんとなく印象が薄かったように思います。もう腐れ縁のように思っていたブンと大介の関係に転機か?と匂わせるような部分もあったのに。『NOT/LOVE』を読んで大介とのこれまでを知っていると、どうしても今回のお相手のサトルくんはブンがちょっとひっかけた程度の子にしか見えなくって。大介との縁は本当に切れるんでしょうか・・・。もうこうなったら、どっちとくっつくんでもいいからズバッと決着(?)つくような話まで読みたいです。今の状態が一番モヤモヤする〜っ。
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