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![]() | 夏目友人帳 (1) 緑川ゆき 花とゆめコミックス 2005-10-05 ★★★★★☆☆☆☆☆ |
カードや欠片など、四方八方に散らばってしまったものを集めて回るお話ってよくあると思うのですが、この作品はその逆ですね。
祖母が妖怪と勝負して集めた名前が記録されている契約書「友人帳」。主人公の夏目少年は、名前を取られた妖怪に名前を返していくのです。”返す”というと、なんだか簡単そうな印象を受けるのですが、相手は妖怪。そううまく事は運びません。あわよくば夏目を喰って友人帳を奪おうとする外見ひょうきんな招き猫姿のニャンコ先生も側にいて、なんだか愉快な雰囲気が漂っています。
でも夏目少年は、一人だけ妖怪が見えることで、幼い頃から親戚をたらい回しにされている。親しい友人もいない。特殊な力を持っていることによる孤独が常につきまとっています。そんな夏目が友人帳がきっかけとなり、妖怪達、周囲の人間達と徐々に触れ合っていく姿が描かれています。
”絶対泣ける”などと書かれると、自分は泣きたくて買うわけじゃないのに、と反発したくなります。この作者の漫画が好きだから、なのに〜ってね。でも実際この作品は本当に泣けます。もうボロ泣きです。収録されている4話すべてで泣きましたよ私は。ええ、第三話でもです。
緑川さんの作品はどれも心を打たれます。その中でも『蛍火の杜へ』では本当にボロ泣きしました。今回の作品はそれと張ると思いました。現代で学生で、ちょっと不思議な感じも入っているような作品って、緑川さんは本当に上手いなぁ。加えて今回は妖怪が出てくる。そして、なんといっても森の中でのシーンが多いのがすごくいい。影(陰)が強調されている描写が印象的でとても良いのです。
「友人帳」を作った祖母のレイコ。力が強かった彼女は片っ端から妖怪いじめよろしく勝負をしかけて名前を奪い、自分に従わせている。確かに本当に恨んでいる妖怪も多そうです。でも第一話で描かれていた彼女にまつわるエピソードで、けしてすべての妖怪がそうだったのではなく、彼女に好意を持っている者もいることがわかります。祖母もなまいきな態度取ってたんだろうと思うのですが、契約書に「友人帳」という名前を付けたことを思うと、じわ〜っとくるものがありますね。
祖母の話が入っていたことで、夏目が行っている名前を返すという行為が意味のあるものに思うことができました。祖母も夏目も孤独を抱えた人物で共通した部分がある。祖母がしたことで妖怪が集まってきて、危険が増えて災難ではあるけども、でもそんな中での経験が徐々に夏目の心をあっためていってくれてるように思えるのです。
夏目、妖怪、人間。どの話でもたどたどしい会話が多く、しっかりと自分の思っていることを相手に伝えられなかったり、言葉に出さないままでいたり。でもそれだけのほんの小さな出来事でも、確かに触れ合いがある。人の、妖怪の、やさしい心が見える。
収録作品の中には、お互い気持ちを確かめ合うことがないままに終わってしまうものがあります。どっちの気持ちも十分すぎるほど伝わってきて、だからこそ相手がどう思っているか直接確認できないままでしかいられないのが、すごくもどかしくて、本当に切なくって泣けます。その場面でぶわ〜っと溢れてくるようなところもあれば、読み終わってからじわじわとくるものもあって。結局どの話も胸にしみる素敵なお話だったと思います。
これは1巻です。まだ続きの話が読めるということが嬉しい。
おはようございます♪
遅まきながらTBさせて頂きました☆
緑川さんの作品、ホント最高ですね!!!
そうですか…第3話もきましたか…(笑)。
って、わたしもボロボロだったのでときさんのコト、云えないんですが一応2話と4話で持ちこたえました(笑)。
人間と妖怪のふれあい、人間と人間のふれあいの温かさと痛さに胸が締め付けられた1冊でした☆
第2巻も本当に楽しみですね♪
遅まきながらTBさせて頂きました☆
緑川さんの作品、ホント最高ですね!!!
そうですか…第3話もきましたか…(笑)。
って、わたしもボロボロだったのでときさんのコト、云えないんですが一応2話と4話で持ちこたえました(笑)。
人間と妖怪のふれあい、人間と人間のふれあいの温かさと痛さに胸が締め付けられた1冊でした☆
第2巻も本当に楽しみですね♪
たかいさん、おはようございますv
緑川さんの作品は本当に素敵ですよね!
そうです。第3話でもきました(恥)。第1話のレイコと妖怪の触れ合いのところでまずやられました。「きれいな名前なのね」ってところを読んだらもう込み上げてきてしまって・・・。
そう、そうなんですよね。温かさだけでなく、異質な存在だから避けられないことや、同じ人間でもうまくいかないことなどがしっかりと描かれていて、とても胸がぎゅーっとなってしまうお話だなぁと思います。
2巻楽しみですね!思わず雑誌を追いかけてしまいそうですが、でもコミックスでじっくり読みたい気持ちが強いので、じっと我慢で待とうと思ってますv
緑川さんの作品は本当に素敵ですよね!
そうです。第3話でもきました(恥)。第1話のレイコと妖怪の触れ合いのところでまずやられました。「きれいな名前なのね」ってところを読んだらもう込み上げてきてしまって・・・。
そう、そうなんですよね。温かさだけでなく、異質な存在だから避けられないことや、同じ人間でもうまくいかないことなどがしっかりと描かれていて、とても胸がぎゅーっとなってしまうお話だなぁと思います。
2巻楽しみですね!思わず雑誌を追いかけてしまいそうですが、でもコミックスでじっくり読みたい気持ちが強いので、じっと我慢で待とうと思ってますv
ここにもコメントを(笑)
緑川さんの作品は好きなのですが、買おうか買うまいか迷っていました。帯のアオリにはすごく惹かれたんですが(笑)
こちらのレビューを読んで,やはりどうしても読みたくなりました。ありがとうございましたm(__)m
緑川さんの作品は好きなのですが、買おうか買うまいか迷っていました。帯のアオリにはすごく惹かれたんですが(笑)
こちらのレビューを読んで,やはりどうしても読みたくなりました。ありがとうございましたm(__)m
こちらにも反応して頂けて有難うございます♪
もともと緑川さんお好きなのでしたら、きっとこの作品も気に入ると思いますよ!特に「蛍火の杜へ」がお好きな方には絶対ぴったりなこと間違いなしです。
本当にこの「夏目友人帳」は良かったので、この感想がきっかけになってもらえたってことが嬉しいです〜。
もともと緑川さんお好きなのでしたら、きっとこの作品も気に入ると思いますよ!特に「蛍火の杜へ」がお好きな方には絶対ぴったりなこと間違いなしです。
本当にこの「夏目友人帳」は良かったので、この感想がきっかけになってもらえたってことが嬉しいです〜。
あちこち探してようやく見つかりました。
思わず胸の熱くなる話ばかりで、読んでよかったと思いました。ありがとうございました。
どうか夏目がニャンコ先生と離れることなくこのまま暮らしていけますように。まだ詳しくは描かれていませんが「藤原夫妻」に期待しています。
思わず胸の熱くなる話ばかりで、読んでよかったと思いました。ありがとうございました。
どうか夏目がニャンコ先生と離れることなくこのまま暮らしていけますように。まだ詳しくは描かれていませんが「藤原夫妻」に期待しています。
読まれたんですね!お礼頂いちゃって恐縮ですが、嬉しいです〜♪
でもあちこち探されたんですね。お疲れ様でした。
夏目とニャンコ先生はいいコンビですよね〜。ニャンコ先生好きなんで、彼(?)がクローズアップされる話が読んでみたいですv
藤原夫妻はちょっとしか出てきませんでしたけど、良さそうな感じでしたね。
藤たまきさんの漫画なんですが、「ミスター・シーナの精霊日記」という作品があるんです。主人公は男の精霊に好かれるという体質?持ってるんだけど、でもそのママさんは全く精霊が見えないのね。でも精霊の存在は信じてるし好意的に思ってくれている素敵なママさんでとっても好きなんです。夏目と藤原夫妻は実の親子じゃないけど、そんな風に妖怪のことも含めて彼のことを受け入れてくれる懐の深さがあるといいな。
でもあちこち探されたんですね。お疲れ様でした。
夏目とニャンコ先生はいいコンビですよね〜。ニャンコ先生好きなんで、彼(?)がクローズアップされる話が読んでみたいですv
藤原夫妻はちょっとしか出てきませんでしたけど、良さそうな感じでしたね。
藤たまきさんの漫画なんですが、「ミスター・シーナの精霊日記」という作品があるんです。主人公は男の精霊に好かれるという体質?持ってるんだけど、でもそのママさんは全く精霊が見えないのね。でも精霊の存在は信じてるし好意的に思ってくれている素敵なママさんでとっても好きなんです。夏目と藤原夫妻は実の親子じゃないけど、そんな風に妖怪のことも含めて彼のことを受け入れてくれる懐の深さがあるといいな。
ここで見つからなければ Web注文しかない!と思って行った書店で1冊だけ発見できました。よかった〜
ニャンコ先生もきっといろいろな思い出を抱えてるんだろうなと思うと、そういう話も読んでみたいと思います。
「藤たまき」さんは未読ですが、なんだか面白そうなお話ですね。そのママさんのように「藤原夫妻」の妻の方がチラッと出ていたシーンから受けた印象で「見えないけれど信じている人」のようだったのですごく期待しています。
血は繋がっていなくても良い関係を築くことができると思うので。
ニャンコ先生もきっといろいろな思い出を抱えてるんだろうなと思うと、そういう話も読んでみたいと思います。
「藤たまき」さんは未読ですが、なんだか面白そうなお話ですね。そのママさんのように「藤原夫妻」の妻の方がチラッと出ていたシーンから受けた印象で「見えないけれど信じている人」のようだったのですごく期待しています。
血は繋がっていなくても良い関係を築くことができると思うので。
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漫画感想:夏目友人帳 1 - 2005.10.08 Sat 10:16
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□■ 夏目友人帳(1)■□ - 2005.10.12 Wed 07:21
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夏目友人帳 1 - 2005.10.19 Wed 01:58
人には見えないものが見えてしまう少年”夏目貴志"。彼には親兄弟がいない。遠い親類
